七福神が一柱・大黒天。
元はシヴァ神という割と強面の神様。
※イメージ画像(笑)
成り立ちとしては、密教とともにインドから
シヴァ神が日本に伝わる。
元々日本ではスサノオの子孫として、財福を司る
因幡の白兎で有名な大国主が「ダイコク」と読める事から
神仏習合、今風に言うならフュージョン?して
徐々に民間へと広まる。
それが時を経て、現在の俵に乗って打ち出の
小槌を持った福耳のおじいちゃんへと変貌。
整形ってレベルじゃないね(笑)
ちなみに大国主てのはその名の通り
日本を創った神様でもあり、出雲大社の
主祭神でもあるので知名度はピカイチ。
以上、ざっくりと大黒天情報
さて、京都駅から地下鉄烏丸線に乗って
20分ほどで最寄り駅の松ヶ崎駅へ到着。
松ヶ崎駅を下車、東へ道なりに10分ほど歩く。
沿道を左に曲がり、一の鳥居をくぐり
民家のある居住区を少し北上すると…
妙円寺に到着。通称・松ヶ崎大黒天。
大きな三門もいいけど、こういう
階段上って見えるベーシックな三門も好き
実は、妙円寺の参道は二手に分かれていて
右側が白雲稲荷神社という別の神社に。
後から調べて知ったけど、舞台に見えるようなのが
拝殿で3枚目のが本殿。
しかも、この拝殿は過去に京都御所に
あった能楽殿を移築したものらしい。
どんな経緯があったらそうなるの…?
御所からわざわざ移築されるなんて
絶対になんか理由ありそうなのに"(-""-)"
参道を左へ曲がると松ヶ崎大黒天の境内へ。
お堂の外には、なんか肩を並べてるような
恵比須と大黒の石像。てゆーか写真拡大して
気付いたけど足元に布袋と毘沙門がいる
そして龍の台座に弁財天。きっと探せば
寿老人と福禄寿もいる気がするけど
このサイズや配置に何か意味があるんだろうか…。
気になる…めちゃんこ気になる…
本格的になるか?民俗学者(笑)
そのお隣には水子観音様。
本堂前の、なで大黒と日蓮大聖人の像。
実はこの妙円寺、京都御所の表鬼門を
守護してるのでご利益はお墨付き!!
白雲稲荷神社に御所の元能楽殿が
移築されたのも、表鬼門守護と
何か関係があるんだろうか
初めての御朱印だったので社務所の
お姉さんと今回の旅の事などを
談笑しつつ、ついに初御朱印ゲット!
派手なコレクター癖は無いけど、実物を
こうしてみると厨二心をくすぐられてしまう(笑)